絆創幸5 被災地 熊本から学ぶ
~日頃の備えと近助のススメ~
~日頃の備えと近助のススメ~
太宰府市総合福祉センターにて開催しました。
被災した熊本へ医療支援に行かれた歯科医の太田先生、薬剤師の竹下先生のお話を聞くということを中心に、参加費はすべて熊本、大分へ支援。そのほかに太宰府社協から現地の災害ボランティアセンターに行き活動された職員さんの話、”地域でつながる”というテーマで防災に関わっている方も交えてのパネルトークなど、熊本から学び太宰府でもつながろうという内容でした。
薬剤師さんは、代替調剤や薬物量などドクターの質問に答え提案できるお薬の専門家、またトイレなどの公衆衛生管理も行うなど、被災地でも重要な役割を担うお仕事をされています。今日は被災地での活動の中で薬事トリアージをされたことや全国にまだ4台しかないモバイルファーマシー(災害対策医療品供給車両)の話もされました。4台すべてが熊本へ、遠く宮城からも来ていたそうです。
いろいろなことが起こるけれど、一番大切なのは”日常” 孤立しない、させないようにすること、情報を”知る”こと、そして行動に移すことだと話されました。絆創幸4でも使われた見覚えあるスライドも登場しました。
歯科医の太田先生は、東日本大震災での思いもあり、被災地で口の中のことまでの気遣いができないことで、助かった命が”誤嚥性肺炎”で失われるかもしれないと話されました。現地では介助者ができるやり方でのケアの仕方を指導をされたこと、私たちも歯ブラシを防災グッズの中に入れておくことや「食べられる消毒剤」という最新のものも紹介されました。虫歯菌の増殖の話を聞いて、日頃でもきちんと歯磨きしなくちゃ!!と思われた方も多かったと思います。
被災地には色々な支援チームが来ているそうですが、今回は顔見知りがいたことで支援がうまくいったそうです。日頃からの顔の見える関係づくりの大切さと「縦糸」と「横糸」=「地域」と「多職種」
地域にある組織や人が縦や横につながれる体制作りの必要性を話されました。
参加者の方もメモを取りながら熱心に聞かれていました。
パネルトーク
太宰府社協 篠原事務局長をファシリテーターに太田先生、竹下先生、防宰ボランティアネットワークで防災士の原田さん、絆創幸から事務局の田畑(協働わーくす エ・コラボ)の4名で地域がつながる話をしました。
町の中でつながる場はいろいろ、ケア・カフェだざいふやエ・コラボカフェの紹介などもしました。その後、参加者もメンバーも振り返りで各テーブルでおしゃべりタイム、新しいつながりも生まれました。
そして最後は太宰府手話の会さんの「祈り」で〆
手話の指導にみなさんも一緒に歌って
つながり、助け合って、穏やかで平和でありますようにと祈ります
本日の参加費,募金は29,500円でした。
太宰府市社会福祉協議会から共同募金会
熊本と大分へ送ります。
また絆創幸「忘れんメェ~募金」へもいただきました。
ありがとうございました。
ケーブルテレビ(ケーブルステーション福岡)で8月29日15時分まで放送があります。
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