会場 九州大学歯学部 臨床研究棟 講義室201
医療関係者が企画、準備されたもので、話される内容も主に医療関係者向けだったかもしれませんが、一般市民参加OK。一般市民として興味深くお話を聞きました。
実際に被災地に行かれたからこそ、身をもって感じたことを伝えられた先生方。人間は自然災害を止めることはできませんが、経験しそこで学んだことを伝え、次に生かすことはできる。食事をしている様子を見ることができていれば、異常に気付くことができたかもしれない・・これはお医者様にしかできないけれど、服用しているお薬の名前を把握、お薬手帳の携帯は私たちが自分でできます。
佐伯市役所で食育担当の柴田真佑さん 最初はボランティアの立場でいち早く物資とともに被災地に入られ、のち行政マンとしても動かれたそうです。お話の中に環境フェスタのプレイベント(牟田アトリエさん企画)映画で知ったてんつくまんや、これをきっかけに読んだ食卓の向こう側で出てきた菊池養生園の先生の言葉も登場。そして太田先生から教えていただいた今井先生の「あ・い・う・べ体操」を現地ボランティアの方々とされている動画がありました。どこかで聞いたことのあるフレーズが登場するだけで、より関心を持ちつながりを感じました。
柴田さんから、会場の参加者の皆さんへいりこのプレゼント
佐伯では災害時を想定して体育館で防災キャンプを行っていることを知り、それにも興味深々!
そして、太田先生の親友でもある小林先生ご登壇。
情熱大陸やディープピープルにもご出演されたフライトドクターの小林先生。
出動数日本一を記録する兵庫県の公立豊岡病院・但馬救命救急センターのヘリ。その救命医として、生死を分ける時間と争いながら最先端で仕事をされています。このドクターヘリよって、たくさんの命が救えるようになったそうです。今日は現場の話ではなく、命を救うための行政機関も連携したチームによる救急医療のお話をされました。冷静沈着、これぞ救命医!という小林先生のお人柄の素晴らしさに感心しました。
サプリメントで支援をされた先生のお話の後、南三陸町のKちゃんの発表。
力作の資料やスライドショー、とても美しい写真がありました。Kちゃんは、感謝とともに悲しいことですが被災地で暮らしている人の本音の部分も話してくれました。しかし最後は明るく、将来復興した南三陸町を訪ねてください。そして、こどもたちに声をかけてくださいねと言ってくれました。Kちゃんには目指している職業があるそうです。実現するにはたくさんの努力が必要だと思うけど、彼女なら実現できると信じています。
最後のシンポジウムでは、われらが太田先生が絆創幸の話をされました。先生方が、連携の必要性を強く感じ動き始めていらっしゃるのを、とても心強くうれしく思います。
先生が言われる日頃の連携。医療関係、行政機関、地域のつながりの大切さ。絆創幸の回を重ねるごとに、私たちの命や健康、暮らしを守る仕事をされている方々、医療、行政、社協やNPOセンター、学校や自治会など・・、それぞれが自分の役割にプライドを持ち(竹下先生みたい)連携して、私たち住民の良きリーダーになって欲しいと思います。
そして、住民の私たちにも出来ること、日頃の声かけや見守り、ゆるーくつながる絆をつくることも大事だと思います。
今日、私たち太宰府市からおふたりの行政の方が参加してくださいました。
お一人の方は絆創幸メンバーの一員として関わってもくださいました。日頃からなにげない応援や協力をしてくださるおふたりが、私たちは大好きです。大好きな人がたくさんいるからこそ、楽しいし大切にしたい。そしてみんな幸せであればいい。
絆創幸、絆創膏みたいに家の引き出しやバックの中にちょっと入れてある、身近でどこにでもある感じになればいいなぁ・・
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